コラム

SAKE Streetという酒屋とペアリング記事

SAKE Streetについて

実は昨年秋ごろから、SAKE Streetという酒屋さんの企画で日本酒ペアリングの記事を連載してます。

SAKE Streetは2019年オープンとまだ若いんですが、日本酒に関するWebメディア展開も同時に行なっている面白い酒屋さん。

そして、その記事の濃さがハンパないんですよ。どちらかといえば中級者~プロ向けの内容ですが、とにかく質が高い。

別にライトな内容の記事が悪いというわけじゃないんですが、現状ネット上にある記事の大半は初心者向けなので、あえて独自のポジショニングを貫いているところは戦略家だなーと思うと同時に、その硬派なスタイルには大変好感が持てます。

日本酒ペアリング記事

で、ひょんな縁で日本酒ペアリングの記事を書かせていただくことになったわけですが、本サイトではトリッキーな変化球的ペアリングを探求してるのに対し、あちらは正統派。

そりゃそうですよね。この記事を通じて酒を売らなきゃいけないんだから、珍妙な内容はお呼びじゃないわけです。

でも、私自身、連載を始めるまでは「和食なんか日本酒が合うに決まってるんだから、研究する価値ないでしょ?」くらいなスタンスだったんですが、いやあバカでした。

当たり前ですが、定番の和食系つまみであっても合う酒もあれば合わない酒もある。取材のたびに自分の浅薄さを痛感しています。

<ブリの回の時の取材風景>

そう、取材。この取材がめっぽう楽しくてですね。

2週間に1度、対象のつまみを持参して浅草橋の店舗にお邪魔し、店で扱っている酒からある程度アタリをつけ、片っ端から合わせて検証していくのです。

1回の取材で大体20~25種類試すんですが、毎回発見があるし勉強になる。

いや、お金をいただいている仕事なので、もちろん真面目にやってますよ。やってますが、楽しいものは楽しいんだから仕方ない。これ天職だわ。サケストさんには足を向けて寝られません。

記事一覧

そんなわけで、これまで書いた記事は以下からどうぞ。

かなり論理的かつ詳細に論じているつもりなので、ぜひ読んでみてください。

それではまた!