酒メモ

2019年8月の美味しかった日本酒メモ

※ハズレは紹介しません。特に美味かったものには★がついています。

日置桜 特別純米生酒 山滴る 23BY★

生熟。非常に柔らかいアタック、ほどよい甘みに丸い酸。生老ね香もほんの少しあるが、まったく問題にならないレベル。燗にすると酸が立つ。これはこれだが常温のほうがむしろまとまる。

有磯 曙 初嵐 純米酒

28BY。甘みそこそこ、柔らかい、熟成感あるが癖はない。旨みは軽い。非常にバランスが取れている。過去二回ほど有磯を飲んでるが、その時は箸にも棒にもかからない酒だと思ったんだけど熟成で化けたのか。

杉錦 八十八 2014BY★

杉錦は静岡の酒では珍しく熟成向けのしっかりしたものが多い。

88%の低精米。蔵内3年→押し入れ自家熟成2年、合計5年熟成。ネットでは粗いとかイマイチという声も散見されるが、いやいや、素晴らしいじゃないですか。

熟成させたせいかどうかは新酒を飲んでないので分からないが。心地良い丸い熟香から柔らかいアタック、酸は複雑で確かに新酒時は固くてバラバラしてたんだろうなというのは想像できる。

旨味はそこまでふくよかではなく、案外さっぱりとはけていく。余韻に残るのはちょうどいい熟香。これはマジで美味い。複雑ながら重すぎず、柔らかさとしっかりした酸を兼ね備えている。

萩の露 短稈渡船 八十八

山田錦の親にあたる品種。その名の通り88%の精米歩合。立ち香は穏やか。含むとかなりドライながら優しいコメの風味はある。旨味から捌けるまでの流れがスムーズ過ぎていつの間にか杯を重ねてしまう。酸もしっかりあるがそれほど目立たない。

北安大國 カップ

普通酒。柔らかくバニラリーな立ち香。アタックはゆっくり、軽いが上品な甘みややしっかり目の酸から旨みはあまり主張せずすっと流れる。後口が若干雑かな。でも質のいい普通酒。

若駒 愛山90

毎年飲んでるが、今年はどうか。立ち香は穏やか。含むといつも通り濃くて甘酸っぱい。安定してきたな。

初亀 秋あがり本醸造 原酒

ありそうでない、本醸造の秋あがり。ブラインドだったら絶対アル添とはわからない。やや軽さはあるが洗練された甘みと秋あがりならではの深みがいい。酸は弱めでゆっくり飲むタイプ。開栓後二日ほどするとバランスが崩れてきて苦味が増す。惜しいな。

風の森 秋津穂 純米しぼり華

ここ数年、味が低迷していたが今年はいいぞ、という噂。しゅわっとした発泡。すっきりした甘みとバランスの良い旨味。これぞ風の森といった風情。実はブラインドで飲んだんだが、見事に銘柄的中。それだけ、わかりやすい特徴を備えた酒ってことですね。

百楽門 生原酒50

裏百楽門。バランス系。そこまで華やかではないけど大吟醸的な洗練と飲みやすいバランスを備えている。

不老泉 山廃仕込 純米吟醸 備前雄町 無濾過生原酒 29BY

1年半ほどの熟成で磨きは55%、酵母は無添加。やや若いが、生熟らしさはしっかり。口当たりがマイルドで柔和な甘味、広がりすぎない旨み、酸は目立たず裏で支える。最後の苦味がまた大人の風情で素敵。燗で柔らかくなり広がりもでるが、常温のほうが程よくフルーティさを保っていて好みかな。

ちなみにスパイスカレーの検証でも使用しています。


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