酒メモ

2019年6月の美味しかった日本酒メモ

※ハズレは紹介しません。特に美味かったものには★がついています。

6月は当たりが少なめ。ドライで酸が効いててぎゅっと凝縮感のある細マッチョタイプを求めてるんだけど、あんまり出会えない…。

秀鳳 BEACHSIDE

夏酒だがしっかり濃い。甘酸系としてはなかなか良い出来では。

久礼 特別純米酒 花河童 生 ★

ドライでフルーティかつパンチが強い。alc19.+12.甘さは抑えつつゴツっと芯が太くてミネラリーなのは高知っぽい。なぜかこれまで久礼は外すことが多かったんだけど、やっと美味いのに出会えたかも。

上亀元 純米吟醸 生 しずく取り

上喜元は何度も飲んでいるが、どうも掴みどころがない。基本的には辛口で米の旨味を強く出すタイプが多い印象だったので、この子のフルーティさは意外だった。丸く芳醇なアタックととろみ、雑味がなくキレも良い。

長珍 ささにごり 生★

八反錦60%精米。そこそこ香る、甘さはまずまずあって、ささにごりらしくふんわりした旨み。甘味とセットでいい感じ。酸は目立たないがバランスよく入ってる。ラストでわりとミネラルを強く感じる。

そのミネラルがブイヤベースとベストマッチ。

美潮 純米吟醸 きたしずく

土佐しらぎくの蔵の別ブランド。”蜜を思わせる様な上品な甘さ”がコンセプトとか。立ち香はかなり強めのカプとアル感。コンセプトに違わず甘い。酸はじっくり効いてくる感じで弱い。でも案外さらっと飲める。 二日目、酸が増して厚みが出てきた。開けたてよりこっちのほうが濃醇で好みかも。

鷹勇 純米吟醸 強力 27BY

3年弱の熟成。軽い熟香が心地よい。甘みはそこそこ、旨みは強めだが、味わい全体に凝縮感がある。変にゴツゴツしてないのは50%磨きゆえか。燗も悪くないが、なぜか味が抜ける気が。常温のほうが美味い。

西之門 純米大吟醸

香りはアルコール系で、濃醇な甘みと旨味。開けたてはやや発泡感があり、酸もしっかり。なおかつ雑味は皆無。これは素晴らしい。

弥右衛門 珠泡 純米大吟醸★

うすにごりの発泡。さわやかな発泡感の裏にある、柔らかな口当たりが心地よい。大吟醸だがそこまで派手さはなく、味もしっかり出ているので食中酒として使いやすい。このときはシンプルなピザに合わせたが、チーズのコクと同調しながら泡でくどさを流すコンビネーションが絶妙だった。

廣戸川 普通酒

丸く柔らか。ふんわりした甘味も。普通酒ということもあり、目の覚めるようなうまい酒ではないが、逆にそのくらいの抜け具合のほうが肩肘張らずにほっとできる。ただ、ちゃんとクオリティは保っており、いい加減な造りはしてないことは伝わってくる。こういう酒をもっと日常的に消費していくことが大事。

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