レバニラ?ニラレバ?どっちが正しいんでしたっけ。
どっちでもいいか。今回は大衆的な定番料理のレバニラ炒めに合う日本酒を探ります。
レバニラ炒めに合う日本酒
この料理って今やかなり家庭に浸透してるので意識することは少ないかもしれませんが、一応中華なんですね。
ポイントはオイスターソースの甘味とレバーのこってりした旨味です。
(オイスターソースを使わないレシピもありますが、今回は多数派を採用)
とにかく、ここに合わせて日本酒を考えていきます。
基本的には味が濃く、ニラとニンニクも込みでクセというか強度があるので、同じくパワフルなボディ感のあるお酒がいいですね。
できれば、やや甘味があり、なおかつ熟成しているとベターです。
熟成酒には紹興酒に似た複雑な香りがあり、中華とはバッチリの相性なのです。
というわけで、チョイスしたのがこちら。
不老泉 純米吟醸 山廃仕込 30BY
不老泉といえばゴツさが売り。代表的なスペックの参年熟成よりもさらに濃くて骨太。
30BYなので5年ほど熟成しています。この熟成ならではの深みがたまらないですね。50-60℃のお燗で本領を発揮します。
実食!
ほんのりしたオイスターソースの甘味が酒の甘味と同調します。
やっぱりレバーは濃い日本酒と相性がいい!
なんなら野菜抜きでレバーだけでもかっちりペアリングしますね、これは。
実際、過去にレバーペーストとかパテなんかとも合わせてますが、最高でしたし。
不老泉が入手しづらい場合は、燦然とか剣菱でも良いと思います。まあ、その他の濃いめの熟成酒なら、銘柄問わず大体合いますね。
ぜひお試しください!