「お菓子の居酒屋」シリーズ、レビュー第二弾。前回のカットよっちゃん専用日本酒に続き、歌舞伎揚げに合う日本酒をレビューします。
歌舞伎揚
歌舞伎揚ってお菓子の一形態だと思ってたんですが、天乃屋ってメーカーの商標登録なんですね。知らなかった。
サクサクとした食感と醤油ベースの甘じょっぱい味は食べ始めると止まらなくなりますが、油で揚げてるので結構ハイカロリーで危険です。
しかしこれどうなんだろ。濃い目の酒ならそれなりに合うだろうけど、油をどう処理するかがポイントになりそう。
歌舞伎揚に合う日本酒
製造は佐賀市の窓乃梅酒造。
同酒造のラインナップの中でも最も甘くチューニングされているそう。
アル添であることは確かですが、普通酒か本醸造かは不明。別にどっちでもいいんだけど。
歌舞伎揚なしで、先に酒だけ試飲。
自分が過去に飲んだ窓乃梅は佐賀にしてはすっきり辛口の印象でしたが、これは全く別物。
口当たりは柔らかく、確かに甘く、乳酸系の旨味も強い。
アル添なので、それなりにすっきりしており、変にゴツゴツしすぎていないのがいいですね。
結構好みの味だなー。単体で全然いける。
さあ、これが歌舞伎揚とどうペアリングするか楽しみです。
実食!
バリバリバリ。そうそうこの味、いつも変わらない安心感。
ほどよく油っぽさが残る口内に常温の窓乃梅を一口。
あー、確かに歌舞伎揚げの甘味とマッチする。旨みも違和感なく同調。
そして、課題の油っぽさ。これは同調ではなくすっきり流す方向でした。
こう、最初にふわっと甘味が来るんですが、持続力はなく爽やかにすっと切れていく。これ、アル添にして正解だわ。
まとめ
当然ながら歌舞伎揚の甘みと非常に相性が良くちゃんと考えられて作られてるんだなーと実感。
そして甘酸乳酸系が好きな私にとって、酒単体として当たりだったのは嬉しい。これまでちゃんと窓乃梅を味わってこなかったので、この機会にスタンダードなものも飲んでみようかしら。
それではまた!