行きつけの酒屋で買った花の香が久々のヒットだった件。
花の香とは
花の香、飲んだことありますか?
正直、そこまでメジャーな銘柄ではないんですが、質の高い酒を造ることで日本酒マニアからは高い評価を得ている熊本の蔵です。
今回飲んだのは、そんな花の香が初挑戦した「木桶仕込み」の生もとです。
これがすこぶる美味くてですね。
これ、どっかで飲んだことあるなーと記憶の引き出しを総ざらえしてみたところ、あ、新政のエクリュだ!と。いや、正確にはあそこまでソリッドではないんですが、キャラクターとしては結構近しいものがあります。
そもそも、生もと&木桶って時点で、ん?ちょっと意識してるのかなと思っちゃいますよね。
いずれにしろ、酸がいい感じで強くて木桶のほのかな香りを感じる佳酒となっております。
合うつまみを考える
まず味わいとしては酸がそこそこあるバランスタイプ。
立ち香は9号酵母らしくまあまあフルーティですが、華美ではありません。加えて、木桶ってことでやはり何となく木香があるような。
味わいは甘酸系で微発泡。入りはジューシーで甘みをあまり感じさせないが、そこまでドライというわけでもない。旨みは締まっていて軽い苦みでフィニッシュします。
これは比較的あっさりした洋食かな。
白身魚の香草焼き
というわけで、とりあえず作ってみました、こいつ。
悪くない見栄えですが、これ実はまいばすけっとの冷凍コーナーで売ってる焼くだけのキット。
野菜も込みです。
ただ、香りはもっと強いほうがよかろうと判断して生のローズマリーをひと房足してみました。
実食!
あー、いい感じで合います。
花の香のさっぱり感とレモン風味の白身魚の感じがちょうどいい。
火を通したローズマリーもいい仕事してます。花の香のふんわりフローラルな香りと違和感なく混ざり合う。
仮にこれが蒸し料理だったら酒が重くなっちゃうんだろうなと。ですから、恐らくオリーブオイルを多めに使って焼いたのが奏功しましたね。
うまいです!
まとめ
花の香の完成度の高さもさることながら、まいばすけっとの冷凍シリーズのクオリティもすごいなと。
超簡単にこれだけのクオリティのものが作れるんだから活用しない手はないです。
ポイントは、レモンなりローズマリーなり、ほんのちょっと手を加えることですね。
それではまた!