日本の酒と音楽

Lucky Tapes 『22』の透明感が風の森 ALPHA TYPE2とシンクロする

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さて、日本酒×日本産音楽の紹介、第二弾はLucky Tapes。ここのところのネオシティポップ人気に乗じてグイグイ知名度を上げてきています。

Lucky Tapesのメジャーデビュー作

2015年に”Peace and Magic”でデビューして以来、 フジロックに出演したり映画の挿入歌に採用されたりと目覚ましい活躍をしてきている印象でしたが、意外にも今回のEPがメジャーデビューなんですね。

もともとシティポップ系の音楽は大好物ということもあり、デビュー当初から注目していましたが、当初から洗練されていたセンスがここにきて更に磨きがかかっているように感じます。良くも悪くも初期は若干イナタいところがあったんです。それを味と捉えることもできるんですが、それでもやっぱり今のほうが無駄がなく、よりスタイリッシュに感じられます。

個人的にはこういう音楽がもっと注目されてほしいんですが、半面ひっそり低空飛行で行ってほしいというなあという相反する気持ちも。だって、あんまり大げさに流行っちゃうと逆に飽きられて表に出てこれなくなっちゃうでしょ。下手したら逆にダサい音楽扱いされちゃうこともあるし。最近、Suchmosを筆頭にこういったタイプの音楽が流行ってきちゃってるから、変に危惧してるんですよ。余計なお世話かもしれませんが。

“22”の意味

それはさておき、今回取り上げる”22″ですが、この数字にはどんな意味があるのでしょう。

ヴォーカル&キーボードとほとんどの作詞作曲を担当する中心メンバーの高橋海のインタビューによれば、ひとつは「22時」もう一つは「22歳」を意味しているそうです。

高橋: 夜が幕を開ける22時、社会へ飛び込む22歳。そんな何かが起こることへの期待や不安に胸が高鳴る瞬間を描いていて、自分の場合は、LUCKY TAPESを結成したのが22歳だったり。

TRACKs – LUCKY TAPES メジャーデビューEP『22』インタビュー

なるほど、自分が22歳の時なんて遥か昔ですが、何してたっけなあ…ええと、大学のサークルでバンドやりながら、バイトもせず、まともに授業も出ず、ひたすら家でゴロゴロして、ボリボリ股間掻いてただけだったな。…ダメだ、差があり過ぎる。なんか辛くなってきたので日本酒開けましょうね。うん。

風の森 ALPHA TYPE2

“22”に合わせるべく選んだ酒は”風の森 ALPHA TYPE2″。理由は単純かつ安直、精米歩合が22%だからです。

低精白といえばかの有名な獺祭二割三分がまず思い浮かぶ方も多いんじゃないでしょうか。この風の森はそこから更に1%多く削ってるわけですが、当然獺祭を意識していると思われます。

味わいはスペックから予想できる通り、軽くて洗練されていて透明感があります。 まさしくLucky Tapesそのものじゃないですか。加えて、ここでただの淡麗酒に終わらないのが風の森のすごいところ。ちゃんと旨みもあって、しっかりと米の存在感を感じさせてくれるのです。いやー、さすが。本当に美味い。

ちなみに、非常にコストも抑えられており、このハイスペックで4合瓶3000円という驚異のコスパ! 食米である秋津穂を使っていることが影響してるんですかね?はっきりはわかりませんが。まあでも山田錦だったらこの倍してても不思議じゃないですよ。

なお、同じ秋津穂の22%で氷結採りという独自の搾り方をしたものが「TYPE4」として発売されていますが、こちらは5000円と少しお高くなっております。残念ながら未飲なので味のほうはわかりませんが、 氷結採りってのはなんでも透明感が半端ないとか、移り香がつかないとか、生老ねしないとか、夢のようなメリットがいろいろあるようで、非常に興味が沸きます。

そんなわけで、Lucky Tapes – “22”と風の森のペアリング、ぜひお試しください!

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