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あんぽ柿クリームチーズと燗酒

あんぽ柿にクリームチーズを合わせて和えると日本酒のつまみに最高だよ!というお話。

あんぽ柿クリチ

あんぽ柿とは

福島が発祥の干し柿の一種です。

画像出典:excite.ニュース

渋柿を硫黄で燻蒸するという独特の製法で作られます。

普通の干し柿に比べて半生で柔らかくジューシー。柿の甘みが凝縮しています。

そのまま食べて良し、刻んでヨーグルトと混ぜるなんてのもいいですね。

作り方

その名の通り、あんぽ柿を刻んでクリームチーズを合わせただけ。

調味料も何もいらない。本当にただ混ぜただけ。

合わせる日本酒を考える

柿ってフルーツのくせに、それほど華やかな香りはなく酸も弱いので食事に近い立ち位置でも食べることができるんですよね。

柿の白和えとかもありますし。

一般的なフルーツであれば華やかで甘い最近流行りのタイプが合わせやすいのですが、柿はその逆。

しかも、干し柿でそこそこ味が濃いので、それなりのボリュームを求められます。

というわけで、香りが穏やかで、どっしりした燗上がりする純米酒がベストです。

飲み方はもちろん

なぜならクリームチーズを溶かしてくれるから。

甘みに関しては、強くても弱くてもどちらでも問題ありません。

神亀 純米酒 辛口

このサイトではお馴染み。純米でゴツめの燗と言ったらこれか竹鶴を選んでおけば間違いないという定番の一本。

なんか、いつも定番でスイマセン。

もしかしたら、もっとマイナーな小さな蔵の酒を紹介したほうが面白がってくれる人も多いのかなと思うこともあります。

ただ、珍しい酒って手に入らないから、ペアリングを試せないじゃないですか。だったら、比較的入手しやすいものでどんどん試してもらおうという狙いです。

実食&分析

これはイージーでした。文句なしで美味い。

ぶっちゃけクリームチーズってチートなんですよ。

何でもクリームチーズと合わせときゃ大体ペアリングできてしまうのです。

甘みの強さがややネックになるのですが、それもクリームチーズの酸と脂があることで、絶妙に緩和してくれます。

五味チャート

あんぽ柿クリチは、塩0.5甘3酸2旨3苦0、酒は甘2.5酸2旨3.5苦0.2くらい。

お見事!だいたい重なりました。

さらに、ここには表現されていないクリームチーズの脂肪分がありますので、実感としてはこのチャートよりも、旨味に若干ボリュームが足されます。

そうなると、さらにチャートのシンクロ率が上がるのはお分かりいただけますよね。

さらに、チーズの乳酸と酒の乳酸が手を取り合って、旨みを引き立てます。

この両者の酸の系統が温旨酸系同士であるのも同調ポイントですね。

代わりの酒

今回は燗でのペアリングを紹介しましたが、冷やした生酒でもそう悪くないと思います。

フルーティな香りが加わることで、火入れ酒で合わせるよりもデザート寄りのイメージになります。

ただ、その場合でもシャープな酒はあまり合いませんので、甘めで濃いものを選びましょう。

火入れの燗では、甘さは不問でしたが、デザートに寄せることを考えると生酒に関しては、ぽってり甘いほうがいいです。

酸は弱めがベター。甘酸っぱい系だとちょっとチグハグになります。

燗酒で合わせたい場合に関しては下記を参考にしてください。

まとめ

作るのも簡単、ペアリングも簡単なので、あんぽ柿が手に入ったら是非一度お試しください。

普通の干し柿でも代用できますが、ちょっと固いので合わせる予定の日本酒に数時間漬けて戻すといいかもしれません。

また、ヨーグルトに漬けて戻すという手もあります。この場合は少し酸が足されて味わいが変わりますが、これはこれで美味しいですよ。

それではまた!

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